HISTORY
コイズミ家具のあゆみ

コイズミのこれまでのあゆみと取り組みについて紹介します

STARTING POINT
創業の原点

SCROLL

1960

まずは生活のインフラ復旧流し台

終戦直後は食生活のインフラ復旧のため、電気やガス・石油の調理器具を販売していました。それらは、台所で使われるものであり、自然とそこから台所そのもの、つまり、流し台を取り扱うことが始まりました。

1966

業界初の蛍光灯付き学習机蛍雪

1955(昭和30)年から続いた高度経済成長で人々の生活にはゆとりが生まれ、モノへの投資のみならず、子どもへの投資・教育熱も高まりました。これに伴い、子ども部屋、そこに置く学習机の需要も活発に。コイズミは、自社の照明技術を活かして、業界初となる蛍光灯付学習机「蛍雪」を発売しました。

1967

料理のできるダイニングテーブルクックテーブル「晩餐」

住居の洋風化に合わせてダイニングテーブルを販売する中で、コイズミは鍋料理の不便さに着目しました。ガスコンロの準備の手間をいかに除くか。こんな出発点から料理のできるダイニングテーブル「晩餐」が開発されました。発表直後から新しい生活提案として爆発的なヒットをしました。

1971

照明付き学習机ライダーデスク

1971(昭和46)年には蛍光灯+白熱灯の「ライダーデスク」を発表。「蛍雪」により開拓した家具店ルートの大きな推進力と、仮面ライダーのキャラクター人気があいまって、空前の大ヒットとなった。

1971

業界初のテレビCF学習机 テレビCF

学習机の新しい販売促進として、テレビCFの放映もスタートしました。3C時代の中で、新入学児童のいる家族への訴求効果は極めて大きく、これによって「学習机」が一般化することとなりました。

1975

床でくつろぐ生活提案フロアライフ

家具調コタツのヒットの先に見えてきたものは、床でくつろぐという新しい生活でした。和室ではなく洋室におけるフロアリビングは極めて新鮮な生活提案でした。

1976

年間通じて使える新コタツ家具調コタツ「四季の集い」

昭和51年には家具調コタツ「四季の集い」を開発。それまであったコタツの概念から離れ、インテリア性の高い座卓に暖房機能を付加した製品は、年間を通じて使える全く新しいジャンルの家具として一世を風靡しました。

1977

環境対応はこの時点で始まっていたラバーウッド採用

生活の洋風化で、ダイニングテーブルの更なる普及が見込まれる頃、本来廃材となるラバーウッドを材料として採用することを決定し、工場投資を行いました。資源枯渇への対応とコストダウンを両立させたこの動きはすでに現在の環境活動でした。

1978

生活を提案する売場家具売場づくり

オーソドックスな家具市場において、コイズミの発表する製品は新しい生活そのものの提案でもありました。そのため、売場づくりにも従来の単品展示ではなく、生活空間の概念が必要となりましたが、これが「生活がよくわかる」展示として、後の売り場づくりをリードすることとなりました。

1978

柵を外せば高校まで6・3・3で12年

それまで学習机と言えば、本体と棚の一体型が主流でした。コイズミは上級生になれば、平机として長く使えるよう棚の取り外しと素材・構造の耐久性を実現し、「6・3・3で12年」のキャッチコピーとともに、広く普及しました。

1978

確実な市場を築きあげたラタン家具「麻衣子の部屋」

木製の家具が主流を占める中で、コイズミはもう一つの素材、ラタンに注目しました。ラタンは自然素材の味わいを持ちながらも、硬軟いかようにも組めるという特長があります。「麻衣子の部屋」シリーズを始めとする充実の品揃えは業界に新風を巻き起こしました。

1980

おしゃれな普段着家具カジュアル家具
「ウェストコースト」

「家は一生家具は三代」とは日本人の家具に対する伝統的な考え方です。しかし、コイズミは高度経済成長の中で起きる暮らしの変化をいち早く展望し、「家具=生活道具」というコンセプトを打ち立て、「ノアの家」、「サファリ」、「ウェストコート」と親しみのあるカジュアル感覚の家具を続々と発表しました。

1986

学習机に天然木を導入木のつくえ

子供がはじめて学習に取り組む場にこそ木のぬくもりを。こんな想いを元に、業界で初めて天然木を使った学習デスクを発表しました。以降、「木のつくえ」時代が始まることとなります。

1990

住宅設備に家具調の仕上がりを簡易設備家具「フレーズ」

90年、時代は流し台からシステムキッチンへ完全シフトしていました。しかし、設備としてのシステムキッチンには細部において生活のディテールに合わない面もありました。家具を生活道具として研究を続けるコイズミはここに着目。家具調の仕上がりと機能性を合わせ持ったキッチンファニチャー「フレーズ」を発売しました。

1990

学習机の新しい常識インバータデスク

照明の分野で早くからインバーター器具の開発に取り組んでいたコイズミは学習デスクの照明にも業界に先駆けてインバーターライトを導入。これによってデスクの新しいスタンダードを確立しました。

1994

ファンクション&コンパクト生活賢具

80年にコイズミが打ち出したコンセプト「家具=生活道具」は、常に暮らしを見つめる姿勢から生まれたものです。そして平成6年にはついに次のステージへ登るキーワード「生活賢具」が生まれました。発売されたアイテムはすべて、知恵のある道具としてお客さまを唸らせました。

1996

プロが使うパソコンデスクPro STATION

本格的にパソコンデスク市場に参入開始。WINDOWS95の発売によりパソコンデスクが急成長。後に「HOME STATION」としてパソコンデスクブランドに成長した。

1997

新しいマーケティングの始まりOSLOブランド商権獲得

「Moving」という機能と、アクセントの効いたカラーリングで広く認知のあるOSLOブランド。 ’99年、OSLO(オスロー)ブランドの商権保有先である日本発条(株)と小泉産業との間で、製造、販売、製品特許などを含む包括的な商権譲渡契約が交わされました。「家具は生活の道具」とするコイズミの先進的な考え方と、OSLOのコンセプトには共通するところがあり、この提携によって新たな息吹が吹き込まれるとの期待が高まりました。

1999

徹底した健康・環境対策健康デスク

住宅や家具素材の有害性が問題化する中で、コイズミは学童を対象とする学習家具こそまず第一に取組むべき商品であると考え、「健康デスク宣言」のもとにホルムアルデヒド、ダイオキシン対策など健康・安全・環境の面から徹底した対策を講じました。

1999

KID’S ROOM

従来の子供部屋「COCO」シリーズに世界の良質キャラクターを付加した新事業「KID'S ROOM」をスタート。学習家具に新風を巻き起こしたまさしくコイズミらしさの集積です。

2003

21世紀の学習家具のトレンドK-ACTION

グループ設立60周年記念事業の一つとして、従来の学習家具の開発形態を一新したシリーズです。子どもの生活研究をベースにデザイン活動を行なうイタリアのデザイナーと子供部屋家具のノウハウを持つコイズミのコラボレーションから生まれた新ジャンルの製品はこれまでの学習家具の流れを一変させるものとして内外から評価されました。

2004

お客様により満足していただくために家具検査センター/お客様相談室/部品センター設置

お客様からのお問い合わせや部品供給などに迅速に対応するために家具専門のお客様相談室と部品センターを設立。またお客様に安心してお使いいただくために、様々な環境試験ができる「コイズミ家具検査センター」を設立しました。

2006

学習デスクの新しい形ステップアップデスク

「机+上棚」から「机+書棚」への発想転換。これによって机と書棚が合体式、分離式どちらでも使えるようになり、お子さまの成長に合わせてレイアウトも使い方も自由自在にステップアップできるようになりました。翌年発表された業界の新製品の主流は、殆どがこの方式となりました。

2009

LED学習デスクライト「ECOLEDY」

業界で初めて学習デスクの照明にLEDを採用。 蛍光灯とLEDを合わせたカクテルライトで、より快適な学習空間づくりを実現しました。2011年には LEDのみを光源とするハイパワーデスクライトを開発。電球色と昼白色の組合せによる調色機能も装備し、空間演出の幅を広げました。

2011

さらに進化 ステップアップデスクLへステップアップデスクL

「ステップアップデスク」をさらに使いやすくした「ステップアップデスクL」を発売。改良を重ねるのは製品開発の根底にある「ロングライフ設計」に注力し、長くお使いいただくことで環境への負荷を減らすことにつながると考えていあるからです。

2012

書斎市場へ本格参入WISE

新入学児童向け学習家具で培ったノウハウを大人向け書斎家具へ展開。コイズミの独自性を注入し、ワイドな収納力に、スリムでありながら快適な作業スペースを実現。WISEシリーズを皮切りに、書斎市場へ本格参入となりました。

2015

どこでも、いつまでも使える新スタイル「STUDY UP DESK」

業界標準となった学習デスク「ステップアップデスク」の発売から10 年。人々の生活習慣に合わせた学習デスクとして開発したのが「STUDY UP DESK」。 リビング・ダイニングで使い始め、子ども部屋・書斎と、生活ステージに合わせて最適な置き場所とそれに応じた組み替えができる。